おめでとうございます

どうも ありがとうございます
ナハハ きょうは誕生日なのだ
もちろん おふくろには一番に感謝します


47歳といえば寺山修司さんがなくなった年齢ですな
お この人好きだと思って本などを読んだり
そのアートを見に行ったりすると
亡くなることが多く
さみしいことばかり気になる時代でした
あんなに才能をふりまいて急ぎ足で生きているわけではないので
300歳まで生きないと合わない気もします
が そんなのいまは無理なので
しっかり残りを楽しませていただきます


んで 先日10min.BOXとかなんとかってのをNHKでやってまして
奥の細道』の松尾芭蕉さんのことが語られていました
直筆の『奥の細道』が残ってるんですね
知りませんでした
中学のとき 冒頭の文章を暗記させられたおかげで
とても心に残っている俳諧紀行です
でね でね
うれしかったのが
あの名句は
何度も推敲してできたものだったこと
モーツアルトドストエフスキーみたいに
一発勝負なのかと思いきや さにあらず
手書きの『奥の細道』には切り貼りがあるそうです
そうこなくっちゃにぃ
努力の足跡も残してくれた松尾芭蕉さんに感謝
享年50歳だったそうです
ぼくのころは せっせと歩いてたんでしょうか
合掌


せっかくなので『奥の細道


草の戸も住替る代ぞひなの家


夏草や兵どもが夢の跡


閑さや岩にしみ入蝉の声


五月雨をあつめて早し最上川


ショックだったのは“夢の跡”でした
あのバガボンドみたいな世界のなれのはて
魂の奥の奥のほうに残っている気がします
ん? “爪”から“夢”に変えたのかなあ
んなことは分かりませんけど
たった10文字で伝えられることの大きさ
漢詩はもっと短いわけか…
スウェデンボルグさんの本にありましたが
霊界の文字は1文字でたくさんの意味を伝えるというのも
信じられる気がしてきます


ともかくも
人間って愚かなことくりかえす大バカ野郎なんですけど
そればっかりじゃないわけでして
ほんと いとおしいっすねえ
いつも自然には 迷惑をかけどおしで
ごめんなさいです


いままで どうもありがとう
これからも よろしくお願いします