1にち1にちと

過去の2倍も3倍も速くなって感じる時間
若いうちに持っていた夢をどんどん捨てて行く人生
そんなものかと思ったら逆だった
夢って遠いものでもなく
年をとるたびにどんどん現実化していく
全部おかげのおかげ


結構いい人生じゃん
自分であきらめることないね
そういえば願いがかなわないことって
なかったんだ


『想い出』
母に父ちゃんを呼んできなさいと言われて
酒屋に迎えに行った3歳の時
チョコレートにだまされて
すぐに帰らなかった


どれだけたったのかは覚えていないけれど
帰るとドアがひもで縛られてて開かなかった
「三千代 開けろ」
「母ちゃん 開けて」
騒ぎを聞きつけて近所のおばさんたちも加勢する
「三千代さん 開けてやって」


しばらくして入れてもらえたけれど
母ちゃんも酔っぱらってた気がする
軍艦島の想い出