ありがとうございました

父の納骨
親戚と会えるのもこういう機会だけになった
田舎といえどこんな具合
みなが経済的にひとを頼りにしなくなれた
みそ 醤油 米を借りずによくなった
そして人情を与えることを忘れてしまった


墓のない叔父の相談
いろいろあって兄弟から家族から
相手にされなくなった叔父
それでもあかるく生きてるみたい
どんなひとにも
さみしいと感じながら亡くなって欲しくない


いろいろ訃報が入る
母のこの町唯一の友達だったかたが亡くなった
それから 何年か前
モガビー(よっぱらい)の言葉を教えてくれた
ジェンベフォラの
カリム


命の集約がどんどん続いていく
ぼくも若者たちに十年後をたくす
楽しみな連中が多い


まずは何しに生まれてきたのか
思い出しましょうか
もちろん尋ねる相手は自分です