ふしぎだなあ

息子の部屋で初一泊
娘を大学に出した経験から
安いアパートを提供したいという大家さんのご厚意で
ほんと安くて広い物件
まわりも静かで住み心地がいい


晩ご飯を食べて
息子が前から目をつけてたというたこ焼きやさんで
300円のたこ焼きを2箱買う
30年くらいやってんのかなってねんきの入った屋台で
おじさんはせっせとたこ焼きを焼く
おまけしといたからねって
2箱にしてはズシッとくる重さ
都農よりはるかに安い物価のスーパーで
飲み物なんぞ買って帰宅


たこ焼きをパクッと口にほうばる
外はカリッカリ 中はとろ〜り
ぬ。。。
おえ〜と吐き出す
食べ物さん すみません
これ飲んだら腹いたくなります


息子も同時に
「だめだ。。。」


どうして おじさんはあそこで
たった一度しか買わない客のために
たこ焼きを焼いてんのかな
とふと思った
普通に働いたほうが効率がいいはず


客側に貼ってある鏡は
何の意味があるんだ
歯についた青海苔をとるためか


誰か注意してくれと
都会の孤独感をかみ締めながら
おじさんはたこ焼きを焼いているのか


考えすぎて腹が立つのも忘れてしまった
多分 多くの客が通ってきた道