アンノジョウ

体育大会は大雨で中止
6時に連絡網が回ってくるので早く起きると
隣室から変な声がします
おやじの部屋からです
だれか人を呼んでいるような
いつもの酔っぱらっているような
実は2日レンチャンで交番のお世話になっていて…
とはいっても近くのスーパーでお酒を飲んだあと
路上で寝ていただけです


部屋に行ってみると
考えられない場所に寝ている
ベッドと窓のすきま20センチもないようなところに
片方の脚を曲げたまま落ちているのだ
家族を呼んで救出
完全に酔っているような
どうかしてしまっているような
フトンをひっぺがして着替えさせ
寝かせる
こういうことを毎日しろうくんはやってくれているのか
ほんと 頭が下がります


それから息子やnatureと親父の部屋の掃除と模様替え
ワンカップがまたも百本以上並んでいて
たいへんな状態だったのでした
かなり時間はかかりましたがスッキリしました
水やポカリを飲んで親父は寝たふり


ぼく「おじさん 名前は?」
親父「イク○○」
ぼく「名字は?」
親父「○○○」
ぼく「ふーん じゃ年は?」
親父「………34」


(間)


親父「なーんちゃって 84(笑)」
ホッです


親父のゴミでおフロをわかして 夕方二度寝