180度転換

待たせるのは好きで待つのは嫌いな自分
ろくでもないな
待つのが嫌いな父は人を待たせるのも嫌う
ああ見えて立派だ
時間前30分には行かないと気が済まない父
それに対してぼくは
ぎりぎりに着くと快楽が走る
こんな自分を
待たせるのは嫌いで待つのは好きな自分に変えたいな
と思ったしだいです
これは180度転換なのだ


ぼくの左手の感情線には
左に下がる太い線があって
それが何だか分からなかった
頭脳線とつながると枡かけ線になっていいや
なんて思ってたけど
それは前世にひどく怒って
大失敗をしたって意味らしい
ほお…


そうそう いまのぼくは
おとなしいんですけど
中はけっこう激しいところもありまして
ただ行動をとる前に
オットリーな性格とうまく中和されて
いいあんばいになっております
つもりです


んでもって
13日は日曜日にあった中体連の振替休日でして
娘をイオンに連れてったのでした
前日に弓道部のM奈ちゃんを誘ってイオンで待ち合わせ
父の日のプレゼントを買うんだそうな
気は強いけど親孝行な娘さんです
で町内を走っていると同じく弓道部のM里ちゃんと友人が雨の中歩いているので
イオンに行くかと言うと喜んで乗ってきまして
出かけていきました


で 彼女らが中で遊んでいる間
つい『大日本人』を観たんですけど
近代まれに見るデキでした
あれをカンヌに持っていく度胸に感心こそしますものの
あんまりじゃないのかな
人を笑わす商売って急に坂を転げ落ちるけど
前兆みたいなものを感じました


笑えたのは海原さんの怪獣だけだったなあ
ま 映画の批評なんてどうでもよくて
文句言ってるひまがあるやつは
撮ればいいんです
撮った人は撮ってない人より偉いのであります


何かいいことないかなあと本屋さんに行って
竹取物語』を買いました
ひゃっほー
またも角川のやつなんですけど
少し悪意のある編者だったみたいで
冷めた感じで読めました
それでも よくできた物語です
昔話にありがちな
教えみたいなものが ないのがおもしろい
というか 教えがなさそうなのに ある
粋なのだ
分かる人にしか分からない
ぼくには分からない


いい時間になったので
ぼくは娘たちに声をかけて
先に駐車場で待っていたわけです
しかし…
20分待てど40分待てど
娘たちは来ません


ここで最初の言葉です
ぼくは待つのが大嫌いなのだ
これくらいで来るだろうと予想してた時間を超えてからが
いても立ってもいられない
置いて帰りたくなる衝動にかられる
気を取り戻して
何度電話を入れて指示しても
たどりつきません


子供にも妻にも手を上げるつもりはないのですが
こんな些細なことでは簡単に怒り心頭になる血統でして
正直 娘に制裁を与えようかとも思いました
あー おそろしい


でも結婚したおかげで
怒ったあと態度を少しコントロールできるようになったので
ようやく会うことができてから
なんとか会話するように持っていけました
少しは大人ぶれてるのだ
でも顔はずいぶん怒った顔してたんだろうな
はあ 大人げない
悪気がない相手の行為に腹をたてずにいられないものか


で 父の日の日記(13日)にあるとおり
この日 娘はぼくへのプレゼントを買ってたんですね
もし手を上げてたらどういう展開になっていたのか
おー ドラマチックすぎて ぞっとするなあ


ま どう転んでも面白いんでしょうけど
やっぱ暴力だけはしゃれにならないなと思ったしだいです



冒頭のような目標をたてましたとさ