己を知るを もの知れる人というべし(『徒然草』吉田兼好)

ぼくの読書期は小学校で
お金がないので
土日になると本屋に行って
ずっと立ち読みをしていました
いまはできませんが
当時はななめ読みで
友達と速さを競争していました
中学時代は
その友達とも離れ
ぱったりと本からも離れました
読んだ本といえば童話(坪田讓治、濱田廣介)ばかり
そして 高校も読まないままでしたが
教科書に出てきたこの『徒然草』が気に入り
買って読んだのを覚えています


『己を知る』と言えば
一昨日 皿洗いをしてると
かまどの前を片づけはじめたnatureが
ちょっとプリプリモードになって
後片付けのうさを私にぶつけはじめました
(こう書くとイライラ女みたいですけど
彼女はめったに怒りません
ぼくの10倍以上は気が長い女性です)


ぼくは話題転換にと思って
きのう倉庫の片づけを手伝いに来た
男の子3人の話をしました
ハロウィーンパーティに来てた子たちで
ぼくのことを見るなり
その中のひとりが
「あっ あの変な占い師だ」
と言いました
その件を話してから
「子供にも ぼくが変なことが分かるんだね」
とnatureに言いましたところ
「サイテーさんは変よ」
といきなり切り出してきました
にやにやしてると
「ほめてると思ったら大間違いよ
奥さんが言ってるんだから
本当のことなんだから
ちゃんと自覚して」
ぼくは何が変なのか
こわくて聞けませんでした
来年の楽しみにしておきます


でも『己を知る』が
まず「自分が変」っていうのも
なんだかなあと思う今日この頃です


ブログをはじめて1年近くたちます
最初はいいかげんで月に1回でしたけど
くだらないことをつらつら毎日書き続けるようになりました
人と接する時間が極端に少ない仕事ですので
その反動で書いてしまうようです
おつきあいいただきまして ありがとうございました
また来年もよろしくお願いします


きょうは母の墓参りをして
あとは仕事に猛ダッシュです
では よいお年を