2時に起きた

見ていた夢は戦争の夢だった
味方の兵たちは
すでに敵につかまって並べられている
そして選ばれた者たちから処刑されていく
本のページをめくるように
立っている兵の数が大きく減っていく
疲れきった兵の表情からは
生から死への転化は解放の感さえ漂い
見ている自分も悲しさ以上に安堵を感じた
そして自分が殺されるという恐怖と虚無感が交錯する


戦争だけは ごめんだ