中村天風先生

馬が走るくらい速く死ぬ結核にかかって
インドの聖者に出会って病を克服された
立派なことを語る西洋の論者たちを訪ねたけれど
どれも役立たずだったそうな


たくさんの罪を重ねてきて
その因縁に身を滅ぼされかけて
最後の最後に
聖地にて身命を投げうって
こいつは役に立つと思われて
天の網にひっかかって
片肺で戻ってこられた


今後 助かる道があるとすれば
ここにヒントがあると思う


自らを救うものが救われるという
天のあたりまえのことが
天のあたりまえだけのことが
あたりまえになる


そして
TO GET HELP じゃなくて
TO GIVE HELP で
つながれる