勇気

けんか友達さるおクンと町を探索
世界のごはんやさんに行って
ワイナリーに行って
このへんに すごいのがいるらしいと
つい言ってしまった


と さるおクンがそこに行きたいとぬかしやがる
場所がわかりそうでわからない
結界がはってあるんだな
エンジョイに行って訊いてみるが
知らぬ存ぜぬ


で車のゆくまま走りましたら
すぐ ありましたがな
停まっている高級外車はお客さんだな


と さるおクンが入って行けと言う
全力でおびえ出すぼくを無視して奥まで行かせ
出てきた奥さんに予約してると思ったら
「あ ふたりです」
「はあ?」
ぼくがケガしてるネコのあいてをしているうちに
ご主人には窓越しに
まるで連れてきたぞ
の合図をしてたらしい
「だってオレ用ないもん」
って あんた。。。


そろそろ そういう時機らしい
グズにはこういう形で落とし前


それから一の宮へお礼に行き
道の駅へ
すがすがしい顔になったさるおクンは
アイスをおごってくれた
店の店員さんは
このあきらかに変な二人に
350円のアイスをエキストラでおごってくれた
帰りぎわ
「あの店員さん 俺みたいな顔タイプなのかなあ」
とつぶやくと
さるおクンは 例の場所には
別々に行こうと言い出した


はじまりのはじまりのお話
いい⚪️い⚪️さんたち さよおなら