内観とな

たとえば
嫌いな人を思い出して
やられたことなんぞを
吹っ飛ばして
してもらったいいことだけを
思い出す
ただひたすらに


んで思い出したのが
芥川龍之介さんの
蜘蛛の糸のお話
地獄に堕ちた主人公を
昔 助けた蜘蛛の恩で救おうとする仏さま


決して自分にいいことをしたわけじゃないけれど
仏さまにとっては
一が全
全が一だから
蜘蛛も自分なわけなのだ


くものいと
ほとけのこころ
ないかんす
われたすけても
われたすからじ