自転車のり

子どもに自転車を教えるときは
こがせないほうがいい


後ろから押してやって
自転車乗りを体感させる
何度もやるうちにバランス感覚ができ
体軸とハンドルでコントロールするようになる


荷台を持って押していると
子どものバランス感覚の完成度がわかるから
そうなったら 漕ぎをやらせる


いっときバランスを崩すが
繰り返すうちに元の完成度に戻る
そうしたら放しても ころばない


補助輪つきのときにブレーキは
おぼえているはずだから
ブレーキと言えば
止まって振り返り
あなたがついていなかったことを知り
驚き
そして笑顔


自分でできるようになったら
そっと手を放す見えないチカラ
たまには ふりかえって笑顔で感謝