自力と他力

自分で何でもやろうとするひと
何でも世間様だより神仏だのみなひと


自分の人生振り返ったり
ひとの人生かいま見たり
そうやって学ぶ


生まれて泣くことやお乳を飲むことしか
できなかった自分が
少しずついろんなことができるようになって
なんでも自分でやりたがった
親からの自立を望み
いつのまにか子育て
余力をひとのためにも回せるようになった


そのうち適所適材を知り
まかせることを学ぶ
そのうち楽を知り
さぼりを覚え
ひとまかせにしたり
反対に
とことん自分でやったり


最期は自分じゃどうにもできなくなることは歴然
自由がきくうちは持ちつ持たれつ
真ん中をフラフラ歩きながら渡りましょっと
自分で何とかしなきゃと思いながらも荷物になって


さあていま ぼくは
どのへんを歩いているのかしらん