伝言ゲーム

子どもの頃 子ども会でやったことがあるが
とんでもない話になっていく
とかく人間は観点が違う


いまの歴史の問題
真実がどっちだとは言い切れない
正しかろうと必ず何パーセントかのアヤがある
ぼくはどっちも信じない
とにかく伝言ゲームにひとり加われば
100パーセント正しく伝えることは困難


日本の文化がどこから来たか
とよくとりあげられるが
本当にそうなのか?
最初から考え方のポイントがズレていないか?


歴史の本を読むと
かなり世界から遅れをとる日本
はたしてそうなのか?
ぼっこり何か抜けてないのか?
ぼくは まったく歴史に興味を持たずに育ってきた
ホンモノかどうかわからないものを
覚える価値が分からなかったから


でっかい日本のバイクや車が逆輸入ってのは
あたりまえだけど
文化にも逆輸入はたくさんあるはず


これから どん底に向かっていく日本
どん底に足が着いたら
ポンと蹴って浮かび上がる
最後には日本が世界を救うというのを
ぼくは信じている


めんどくさがりのぼくは
アレンジして楽な方法を考えるのが得意だ
でも 楽が正しいとは限らないと
最近身にしみている
最初は難しいやり方でも
一度習得してしまうと
まったく違う精度や効果となることも多い
日常生活上のアレンジは工夫として大事かもしれないが
ひとに伝えることのアレンジは非常に危険だ


特に日本の文化は型が大事
非常に入り口がせまい
自分の体型やクセにこだわっていては
すぐ壁にぶちあたる


習うほうは まず自分を溶かさないと
型にはめられない


また教えるほうは 日々
元の型と自身の型を
チェックできなければならない


古武術の技
ひとりの師から直接しか伝授できない
というやり方に納得する


免許皆伝の重みをいまさら実感
いまある組織は
ほとんどT易断と同じ
日本の柔道みたいに黒帯出血サービス
ニセモノが伝言ゲームを始めてる


だから 帰るしかない