分かっているか分かっていないか

悪いことをするにしても
分かってやったのと 分からずにやったこと
どっちが悪いか


Y師に聞いてみたら即答された
「分からずにやったほうが悪いんでしょ」
ホント よく知ってるね この若者
整体の野口氏が言ってたらしいが
どっちも只者じゃない


ここからは ぼくの解釈
悪気はなかったんだから許してやろう
というのはよく聞く台詞
それは やられたほうが勝手に納得しようとしてるだけ
とにかく許す行為はすばらしいので
当然やられたほうに文句はない
問題はやったほうなのだ


人間というのは悪気のないことは繰り返す
反省がなされないためだ
だから何度繰り返しても
何の進化ももたらせられない
そんだから悪い
それだけ


そして
ほんとに気づいていない自分の悪事ってのが
あるんだよってこと
それも山のように
それを一生かけて ほじくり返す
ひとりでやると なおさらむつかしい
毒舌家の家族や友人がいるとありがたいが
かと言って人に言われて分かるくらいなら
とっくに分かっているもの


ふと過去のことがよみがえり
悪かったと思ったり
こっぱずかしくなったりするのはボクだけだろうか
そんなときは体までが萎縮する
ホント がくーっなのだ
まだまだ反省が足りなかったのだ