喜劇もの

きょう『新少林○伝』の字幕をチェックして
正月映画の『スパイモ○キー』の吹き替え版台本作り
締め切りは来週


去年 字幕をやらせていただいた作品なので
気は楽なのですが
喜劇ものは できあがりが
自分の意図したものと違うことが多くて
どうしたものかと思っています


これは克服課題ですな
どんな作品でも
制作〜翻訳者〜演出家〜声優の
信頼関係の構築が必要なんです
字幕は翻訳者ひとりにかかる責任が大きいのですが
吹き替えは
みんなで作るという意識が大切です
これは映画を作る意識にかなり近いものです
ですから翻訳者も
台本書いて はいおしまい じゃ
おかしいですもんね
現場が遠くてなかなか行けないので
これが地方翻訳者の欠点となっています


いまさらですが
さぞかしご迷惑をおかけしてるはずですね
行かないと文句言われませんし…
文句もあまりにたくさんあると
言うのも面倒くさくなるもの
しばらくは顔を出してみる必要がありそうです


吹き替えの仕事をいただいてから
十年がたちます
吹き替えをはじめたころは
現場に行ってたんですけど
近年は まったく行ってません
この1日あれば
2、30分は翻訳できたのになんて
計算してしまって
だんだん足が遠のいていきました
忙しさに かまける
大人の悪いクセですね
初心忘るるべからず
いろいろ反省するのに
いい機会かもしれません


少しスッキリしてきたぞ